iTECSによるコンクリート圧縮強度の推定

コンクリート圧縮強度の推定

 

コンクリート圧縮強度の推定 コンクリート圧縮強度の推定

 

 測定対象のコンクリート内部を伝搬する弾性波の速度を測定することでコンクリートの圧縮強度を推定します。


 コンクリート内部を伝搬する弾性波速度とコンクリートの圧縮高度との間には、同一配合であれば強い相関関係があります。


 つまり、この相関関係を利用して、iTECSにより測定した弾性波速度からコンクリートの圧縮強度を推定します。

 

 

 

コンクリート圧縮強度の推定 コンクリート圧縮強度の推定

  

 

 

 ○新設コンクリート構造物推定手順
 1.コンクリート打設時に円柱供試体を複数作成し、これら供試体における圧縮強度と弾性波速度の関係から強度換算(あるいは推定)式を求めておく(図-1.1)
 2.コンクリート構造物の任意の場所において、iTECSにより弾性波速度を計測する。
 3.図-1.1のように構造物で求めた弾性波速度と強度換算式から強度を推定する。

既設コンクリート構造物推定手順
 1.コア採取位置で、弾性波速度を推定する。(同レベルで、1ヶ所のみ)
 2.コアを採取し、圧縮試験をする。
 3.調査箇所で、弾性波速度を測定し、圧縮試験データと調査箇所の弾性波を比較する。
   


推定精度
  新設コンクリート構造物でiTECSにより推定した圧縮強度と、コア採取による圧縮試験結果を比較した結果は、図-1.2のとおりです。図-1.2より、iTECSを用いた場合、おおむね±15%以内の誤差で強度推定が可能となります。

 ※本測定内容は国土交通省「微破壊・非破壊によるコンクリート建造物の強度測定試行要領(案)」に基づきiTECS法として導入されています。

国土交通省ホームページ
http://www.mlit.go.jp/tec/sekisan/sekou/pdf/210331kyoudo02.pdf

(独)土木研究所ホームページ
http://www.pwri.go.jp/jpn/seika/conc-kyoudo/kyodo.syougeki1.pdf